先月こちらで、年金は60歳から70歳の間で受け取り開始する時期を選べるのだとご紹介しましたが、それが変更されることが決まりました。

5月29日に衆院本会議で、年金改革法が成立したのです。

改革の主な内容は、2022年度から、年金受給開始年齢が60歳から75歳に拡大されたり、パート等の短時間労働者でも厚生年金に加入できる人が増えたりというものです。

「75歳まで年金を貰えないのか??」とか
「75歳まで働けということか!!」と思わないでくださいね。

60歳から75歳までの間で「自分で自由に選べる」ということであり、受け取り開始年齢によって、その後一生受け取る年金額が違ってくる、ということです。

65歳を基準として、75歳まで遅らせると、なんと184%にもなるのです。

今も70歳を超えて現役で働いている方は大勢いらっしゃいます。

年金が減ることを心配せず、むしろ増えることを楽しみに、人の役に立って充実した人生を生きていける選択肢が増えるのは、とても良いことではないでしょうか。