先日お話ししていたある方が

「悩んでいることの答えはいつも、本が教えてくれた」

とおっしゃっていました。

私の場合「ちょっとしんどいな・・」って時に、人から紹介された本を読むと、少し心が楽になったり、元気が出たりする言葉に出合います。

図書館に行って、似たような本を探すと、たくさんの本に出合う。

無意識に、自分に必要な言葉を見つけるのでしょうか。

しばらく経って、また探してみようと思うと、不思議と見つからない。

もうその時の私には、必要のない言葉なのかもしれませんね。


耳から入る言葉も、とても印象的なことがありますね。

目から入る活字となった言葉は、その場にずっと存在し続け、力をくれるのかもしれません。言葉って、強い力を持っている気がします。

これから時々、読んで印象に残った本をご紹介していきたいと思います。

今回は

「空気」を読んでも従わない(鴻上尚史 著/岩波書店)

小学生の次女が、学校の図書室で借りてきた本です。

子供向けに書かれています。

どうして人の頼みを断るのが苦しいのか?
どうして周りの目が気になるのか?
どうして先輩に従わないといけないのか?
どうして周りに合わそうとしてしまうのか?
どうしてLINEやメールが気になるのか?
どうしてなんとなくの「空気」に流されるのか?

今の子どもたちと、昭和生まれの親世代(平成生まれの親世代もいらっしゃいますね)とは、とりまく環境が全く違いますね。

スマホで広い世界と繋がるどころか、スマホを持っていない小学生でも、家庭のテレビで広い世界の情報にアクセスできてしまいます。

また、今の子どもたちは「個性を大事にしましょう」という教育を受けています。

一方で、昔から日本人が大切にしてきた

「和を以て貴しとなす」の考え方は現在も大切にされていますし「集団」を大切にする行動も求められます。

子どもたちは「変化の過渡期の生きにくさ」の中を成長しているのかもしれませんね。

 

子育てって、年齢によってフェーズが変わっていきます。

健康で大きくなってもらうことを願って、睡眠不足と戦いながら過ごす乳児期。

本人の成長と共に、お友だちとうまく関われるのか心配な幼児期と児童期。

そして、少しずつ親との関係よりも、友だちや社会との関係が濃くなりはじめる、小学校高学年や中学生の思春期。


自立し、視野が広くなり、色々なことを客観的に見れるようになり、そしてそれがために息苦しさを感じることもありますね。

そんな人間関係の息苦しさから、少し楽になれる。

そんな1冊だと思います。